事案番号 #1501
神戸・六甲山系の赤い月と消えた道
概要
2023年5月、兵庫県神戸市の六甲山系で夜間ハイキングを行っていたグループが、既知のルートが突然行き止まりになる体験を複数回繰り返した。同時に空の月が異常な赤色を呈しており、グループのスマートフォンのGPSが正常なルートを示しているにもかかわらず、現実の地形と一致しなかった。一行は3時間迷った末に元の場所に戻り、翌朝同じルートを歩くと何も異常がなかった。
詳細
六甲山系は神戸市の北方に連なる山系であり、整備されたハイキングコースが多数ある。2023年5月13日、経験豊富なハイカー5名のグループが夕方から夜間ハイキングを計画し、馴染みのルートを歩き始めた。
午後8時頃、分岐点で通常のルートを選んだところ、10分程度歩いた先が岩壁に塞がれており、進めなくなった。地図でもGPSでも、その場所に行き止まりは存在しないとされていた。一行は戻って別のルートを試みたが、同様に行き止まりに遭遇した。3回目の試みでも同じ状況になり、「正しいルートを歩いているのに進めない」という状態が3時間続いた。
この間、グループのメンバー全員が空の月が通常より大きく赤みがかった色を呈していることに気づいていた。標準的な「赤い月」(低高度での大気による色変化)ではなく、月が本来の位置より低い場所にあるような感覚があったと複数のメンバーが述べている。また、スマートフォンの方位磁針が定期的に狂い、GPSの位置情報が数十メートル単位でジャンプするという現象も発生した。
午後11時頃、突然「道が開けた」感覚があり、進んでいたら5分で元の駐車場に戻った。翌朝、同じルートを歩くと全ての道が正常に存在しており、行き止まりになった場所には何もなかった。電磁場の変動が方位磁針に影響した可能性は高いが、物理的に存在した道が消えるという現象の説明にはならない。六甲山では過去にも「道迷いが解消しない」という報告が散発している。
時系列
- 2023年5月13日 20:00頃ハイカーグループ5名が分岐点でルートを選択。10分後に行き止まりに遭遇。GPSは正常なルートを示す。
- 2023年5月13日 20:00〜23:00頃3回の別ルートの試みすべてが行き止まり。月が赤く巨大に見える。方位磁針とGPSが不安定。
- 2023年5月13日 23:00頃突然「道が開けた」感覚。5分で元の駐車場へ。3時間の迷路が解消。
- 2023年5月14日朝翌朝に同じルートを確認。行き止まりの場所は存在せず。全ルート正常。
- 2023年6月電磁場変動との相関調査。六甲山系の地磁気変動が周期的に発生することを確認。
- 現在六甲山の道迷い事例データベースとの照合継続中。
目撃者証言
グループリーダー(40代男性)「このルートは20回以上歩いた。行き止まりがある場所じゃない。GPSも正しい方向を指していた。でも岩壁があった。翌朝行ったら、岩壁はなかった。夢じゃなかった」
グループメンバー(30代女性)「月がおかしかった。赤くて、大きくて、低かった。その夜はずっとそう見えた。翌日は普通の月だった。あの夜は何もかもがおかしかった」
グループメンバー(40代男性)「コンパスが狂った。スマホのGPSも定期的にジャンプした。山の中で電磁場が乱れることはある。でも道が消えることは電磁場では説明できない」
究の考察
経験者5名が3時間迷った。翌朝は何もなかった。六甲山は時々、ルートを書き換える。




