事案番号 #1493
出雲大社境内の逆回転する狛犬の目
概要
2021年12月、島根県出雲市の出雲大社境内で、参拝者と神職が石製の狛犬の眼球部分が前日と異なる方向を向いていることを複数回発見した。狛犬は境内の特定の位置に固定されており、外部からの操作の痕跡もなかった。目撃は12月の月末3日間に集中し、4日目以降は元の位置に戻っていた。出雲大社は縁結びの神として知られ、当地での不可解な現象は古くから記録されている。
詳細
出雲大社は島根県出雲市に位置する日本最古の神社のひとつであり、縁結びの神として知られる大国主大神を祀る。境内には創建以来の歴史を持つ石造りの狛犬が複数体存在しており、これらは固定台座に据えられている。
2021年12月29日の朝、神職が境内の清掃を行う際に、拝殿前の右側の狛犬の眼球(石に刻まれた眼の模様)が通常時とは異なる方向を向いているように見えることに気づいた。眼球部分は石に直接彫り込まれているため、物理的に回転することはない。神職は写真を撮影し、過去の写真と比較したところ、確かに眼の彫刻の陰影のパターンが通常時と異なることが確認された。
30日、31日にも同じ狛犬が観察され、同様の変化が確認された。この3日間に参拝した複数の参拝者も「狛犬の目が変だ」「こちらを見ている感じがした」と述べており、10人以上が写真記録を残している。
2022年1月1日(元旦)に確認したところ、狛犬の眼の陰影パターンは通常の状態に戻っていた。石に彫られた固定の造形が、なぜ異なる陰影パターンを示すかについて、照明や光の当たる角度の変化が原因である可能性を専門家は指摘した。12月末の光の入射角が特定の日に一致すると、彫刻の陰影が通常と異なるパターンを生じる可能性があることが計算上示された。ただし、そのような光条件が3日間連続して生じるためには、同じ天候・時刻の繰り返しが必要であり、12月29〜31日に特段の天候の一致はなかった。
神職は「境内での不可解な現象は神様のはからいとして受け止めている。科学的説明を否定するものではないが、大晦日の3日前から元旦にかけてこうした変化が起きることは、意味があることかもしれない」と述べた。
時系列
- 2021年12月29日朝神職が拝殿前の狛犬の眼の陰影パターンが通常と異なることを発見。写真記録との比較で確認。
- 2021年12月30日〜31日同じ変化が継続。10人以上の参拝者が写真記録。「狛犬の目が変だ」という声多数。
- 2022年1月1日(元旦)眼の陰影パターンが通常に戻る。3日間だけの変化だった。
- 2022年1〜2月照明・光角度による説明を専門家が検討。光条件での説明は計算上可能だが、3日間連続の再現には条件の一致が必要で確認できず。
- 現在翌年の12月末に再現性を確認するため観察体制を整備。2022年12月末は再現なし。
目撃者証言
神職(40代男性)「写真と見比べると確かに違った。石に彫ってあるものだから動かないはずなのに、陰影が変わっていた。大晦日の3日前から元旦という時期は、偶然とは思いにくい」
参拝者(30代女性)「狛犬の目が私を追っているように感じた。立ち止まってじっと見たら、確かに普通の狛犬とは違った。写真を撮ったら後でよく見るとおかしかった。出雲だからか、と思った」
参拝者(60代男性)「大晦日に来たら、他の参拝者も狛犬の前で立ち止まっていた。確かに目がこちらを向いていた。翌日、元旦には戻っていた。神様が何かを見ていたのかもしれない」
究の考察
石の目が変わった。大晦日の前3日間だけ。元旦に戻った。出雲の神は年越しを見届けていた。




