怪異記録局KAII KIROKU BUREAU

事案番号 #1248

ボリビア、ベニ県マモレ川流域における周期的な不明巨大生物の唸り声、特異な足跡、及び大規模な水生植物攪乱事案

分類: 未確認生物解明度: 調査中発生地点: ボリビア / ベニ県マモレ川流域記録日時: 2026/07/08 16:53
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概要

2018年8月以降、ボリビア、ベニ県マモレ川流域で、夜間に響く異常な低周波の唸り声が漁師たちから報告された。その音は水中に深く響き渡り、魚群を散らし、近隣集落の家畜を怯えさせたという。その後、流域の特定の区画で、既知の生物には属さない巨大な足跡が断続的に発見された。同時に、広範囲にわたる水生植物が根こそぎにされ、河床が深く抉られたような攪乱跡も確認されている。当局の初期調査では既知の生物活動との合致はなく、未だ未解明のままだ。

詳細

2018年8月、ボリビア、ベニ県マモレ川流域で、漁師たちから夜間に響く異常な低周波の唸り声に関する最初の報告が当局に寄せられた。その音は水中に深く響き渡り、魚群を散らし、近隣集落の家畜を怯えさせたという。音は地鳴りのようでもあり、時折、遠くで水面が大きく揺れる光景も目撃された。

翌年から、流域の特定の区画で、巨大な足跡が断続的に発見され始めた。足跡は全長約80cm、幅約50cmにも達し、3本指と見られる痕跡を残す。これは既知のいかなる現生生物の足跡とも一致しない。同時に、広範囲にわたる水生植物、特にヨシや浮草が根こそぎにされ、河床が深く抉られたような攪乱跡が確認された。地元部族の古老は、これを「ヤクパナ(水の巨獣)」と呼び、古くから伝承されてきた存在と酷似すると証言した。

当局は2020年初頭より本格的な調査を開始した。音響分析では、約20Hz以下の超低周波成分を多く含む特異な波形が検出されたが、その発生源は特定できなかった。自動撮影カメラは何度か設置されたが、多くは泥や水濡れによる故障、あるいは原因不明の電源喪失を起こした。一部のカメラは、巨大な何かが移動する際に生じる波や、水中に没するような音を捉えたが、明確な映像記録には至らなかった。

2022年11月3日には、調査隊が川岸で長さ約15mにわたる大規模な水生植物の破壊痕を発見した。この痕跡は、何かが水底を這いずり、植物を押し潰しながら移動したことを示唆する。付近で採取された泥のサンプルからは、未知の有機物反応が検出されたが、特定の生物種を特定できるものではなかった。

目撃証言は不規則かつ断片的だ。夜間のわずかな時間、深い霧や雨の合間に、水面を移動する巨大な暗い影を見たという証言が複数存在する。しかし、その姿は常に不明瞭であり、詳細な特徴を捉えた者はいない。この生物の出現は予測不能であり、その行動パターンも未だ不明瞭なままだ。

事案発生地点は広範囲に及び、その出現は不規則であり、かつ環境への影響は甚大だ。しかし、具体的な姿を捉えることが困難なため、未だ本件は未解明のままである。当局は、マモレ川流域一帯を重点監視区域に指定し、水域専門の探査機器を配備して継続的な調査を進める。この不明生物の正体を解明することが当局の最優先事項だ。

時系列

  1. 2018年8月マモレ川流域の漁師から夜間の異常な唸り声の報告が始まる。
  2. 2019年3月流域特定の区画で巨大な三本指の足跡と水生植物の広範囲な攪乱跡が初めて確認される。
  3. 2020年1月当局が正式に調査を開始。音響分析と自動撮影カメラの設置を実施。
  4. 2022年11月3日調査隊が長さ約15mにわたる水底移動による大規模な水生植物破壊痕を発見。
  5. 2023年4月設置された自動撮影カメラが、夜間の深い霧の中で移動する巨大な不明な影を初めて記録。

目撃者証言

漁師 A (匿名)あの音は川の中から来る。地の底から響くような深い唸り声だ。初めて聞いた時は、舟がひっくり返るかと思った。魚も逃げていくし、夜は怖くて漁に出られない。
現地ガイド B足跡は、見たことがないほど大きい。こんな生物は、私の祖父も見たことがないと言っていた。古老たちはヤクパナ、水に棲む巨獣だと語る。それは怒っているのかもしれない。
調査員 C我々の設置したカメラは、奇妙なことに頻繁に故障した。バッテリー切れや水濡れが原因とされたが、設置条件は厳重に管理していたはずだ。まるで何かが、我々の目を避けようとしているかのようだ。

究の考察

未だその正体は不明であり、現象は継続している。当局はマモレ川流域の全域を重点監視区域に指定した。この事案の解明は当局の最重要課題の一つだ。

調査写真

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