怪異記録局KAII KIROKU BUREAU

事案番号 #1080

アゾレス諸島沖、無音の追跡者の事案

分類: UFO解明度: 未解明発生地点: ポルトガル / アゾレス諸島記録日時: 2026/06/07 4:13
記録画像

概要

2022年8月17日未明、北大西洋アゾレス諸島沖で航行中の貨物船「シーバード」号が、海上に静止する漆黒の巨大物体に遭遇した。その物体は光を発せず、音もなく、数時間にわたり船を追尾し続けた。船員らは強い監視の感覚を報告し、船体には微弱な電磁波異常が記録された。当局はこれを説明不能な事案として記録し、現在も調査を継続している。

詳細

2022年8月17日03:15、アゾレス諸島フローレス島沖約120kmの海域を航行中のパナマ船籍貨物船「シーバード」号が、船首方向約1.5kmに未知の物体を視認した。当直の三等航海士は当初、大型の未登録船舶と判断した。しかし、レーダーには反応がなく、目視でも特異な形状を呈していた。

物体は紡錘形を呈し、表面は光をほとんど反射しない黒色であった。全長は約150メートルと推定され、一切の照明や航海灯を欠いていた。特筆すべきは、波浪の影響を全く受けず、海上約5メートルの高さを維持したまま完全に静止していた点である。この異常な状態に、船長は直ちにブリッジに急行した。

船長は双眼鏡で物体を観察し、それが既知の船舶や航空機、あるいは海洋生物のいずれにも該当しないことを確認した。シーバード号がコースを変更すると、その物体も同心円状に移動し、常に船体から約1.5kmの距離を保ち続けた。この追尾行動は、夜明けの06:30頃まで約3時間にわたって継続した。

船員らは、物体から発せられるとされる「視線」や「圧力」のような感覚を複数報告した。一部の乗組員は原因不明の頭痛や耳鳴りを訴え、船内の無線機器には短時間のノイズ干渉が断続的に発生した。これらの症状や干渉は、物体が接近するにつれて強まる傾向を示した。

当局がシーバード号の航海データレコーダー(VDR)を回収し分析したところ、追尾時間帯に特定の周波数帯域で記録された微弱な電磁波異常が確認された。しかし、レーダー記録には物体の明確なエコーは残っていなかった。目視による報告と機器の記録に著しい乖離が見られた。

海軍巡視船による広範囲な捜索活動が事件後に実施されたが、海域から物体の痕跡や関連する異常は一切発見されなかった。付近を航行していた他の船舶からの類似報告も確認されていない。しかし、シーバード号の乗組員全員の証言は、不可解なほど一貫性があった。

この事案は、特定の船舶のみを標的とする未知の現象の存在を示唆する。電磁波異常が示唆するエネルギー放出源の特定はできていない。当事案の記録は継続し、類似報告があれば即座に分析対象とする。

時系列

  1. 2022年8月17日 03:15貨物船「シーバード」号、フローレス島沖にて未確認物体を視認。
  2. 2022年8月17日 03:30物体がシーバード号の動きに追従開始。
  3. 2022年8月17日 04:00-06:00船員らが頭痛、耳鳴り、機器ノイズを報告。
  4. 2022年8月17日 06:30物体が忽然と消失。
  5. 2022年8月18日当局、事案の第一報を受理し、調査を開始。

目撃者証言

船長(アントニオ・S)あの物体は、まるで私たちを観察しているかのようだった。光も音もなく、ただそこに存在し、我々の動きに合わせて動いた。恐怖を感じたのは、それが完全に無音だったからだ。
三等航海士(マルコ・F)レーダーには何も映らなかった。しかし、私はこの目で見たのだ。巨大な漆黒の塊が、まるで私たちを試すかのように、同じ距離を保ちながら追ってきた。あれは船ではなかった。

究の考察

対象は特定の船を意図的に追尾した。既存の物理法則では説明が困難な事象である。詳細な分析を要する。

調査写真

他の記録